上原勇一郎と事件の賃貸住宅

賃貸住宅で事件が過去に起きていたら…

上原勇一郎も賃貸住宅で事件があったらどうするか、ということを今回改めて考えました。

連日世間を賑わせている座間の9人の遺体事件。
犯人は許せるはずもなく、遺族の方々の気持ちを思うと苦しくなります。
この事件の真相や犯行の経緯などは警察が解明して公表してくれることを待つしかありませんが
今回事件の起きた現場は賃貸住宅の一室であったとのこと。

こんなに大々的に報道されるとこの賃貸住宅はもちろんのこと、近辺の賃貸住宅・売買住宅もこれから価値が下がるのかもしれないですよね。

他殺・自殺・孤独死など、その部屋で人が亡くなった場合は事故物件と言って、次に借りる人にはその旨を伝える義務が発生します。
今回の事件だと、この後も誰かが借りるのでしょうか?同じ賃貸住宅に住んでいるだけでも大きなストレスになっているようで、既に引越しを検討しているという住人のコメントも話題になっていますね。

事故物件は「訳あり物件」や「心理的瑕疵」などが記載されており、あえてその心理的瑕疵物件を探す人もいるようです。

suumoでも心理的瑕疵という条件で敢えて物件検索をできるようになっているのである程度需要はあるようですが…
suumo:心理的瑕疵物件

家賃が他の部屋に比べて安いなどのメリットがあるようですが、私はなんだか怖くて住める気がしません…。
知らないだけで今住んでいる部屋やその場所で前の前の前の前の前は誰かが亡くなっているかもしれませんが、自分が住む直前に誰かが亡くなっている…それも他殺なんかがあったと考えると前述した座間の事件と同じアパートの住人の方のように心理的なストレスが大きいです。

livedoorNEWSでもありましたが
【座間9遺体事件、「事故物件」化した現場アパートはどうなる? 不動産プロの見方】
アパートを建替えたとしても事故物件の告知義務は発生するようです。
>告知義務期間に明瞭な決まりはなく、50年前に起きた殺人事件現場の物件でも、告知すべき瑕疵があるとした判決例もある。
とあるように、ほとぼりが冷めたら言わなくていっか~というわけにもいかないようで…
このアパートのオーナーさんもこのアパートをどうするべきか、を今考えているんでしょうね。
アパート経営だけで生計をたてていた、なんてことだったら本当に不憫でありません。

今回の事件で「座間」という地域の名前が広がってしまったことも座間市の方にはとんだ迷惑ですし…

犯人は9名の方の命を奪っただけでなく、他にも多くの人の人生に影響を及ぼしているということなんですね。